小児クレニオセイクラルセラピー(CSTP)
― 赤ちゃんと子どものための、やさしい頭とからだのケア ―
小児クレニオセイクラルセラピー(CSTP)は、
赤ちゃんや子どもの「からだ」と「神経」の緊張を、とてもやさしいタッチで整えていくケアです。
強く押したり、無理に動かしたりすることはありません。
軽く触れているだけのような感覚の中で、呼吸や筋肉、神経のこわばりが少しずつほどけていくことを大切にしています。
生まれてから今までの小さな積み重ねや、日々の刺激・緊張・頑張りは、
からだの使い方や姿勢、眠りの質、情緒の安定にも影響してきます。
「子どものための整体」というよりも、成長のプロセスそのものを、
からだの奥からやさしく支えるイメージのケアです。
小児CSTで大切にしていること
◎ 安心できる場であること
お子さんにとっても、親御さんにとっても、「ここなら大丈夫」と感じられることをいちばん大切にしています。
いきなりベッドに寝かせるのではなく、その子のペースに合わせて、
お話をしたり、様子を見ながら少しずつ触れていきます。
泣いてしまっても大丈夫です。無理に止めたり、「良い子」にさせる必要はありません。
その日のその子の状態を尊重しながら進めていきます。
◎ ごく軽いタッチで、神経の緊張をゆるめる
頭・首・背中・仙骨などに、ごく軽いタッチで触れながら、からだのリズムを聴いていきます。
赤ちゃんや子どもはとても敏感なので、ほんの少しのタッチでも、からだは十分に反応します。
「よく眠れるようになった」
「表情がやわらかくなった」
「抱っこがしやすくなった」
といったご感想をいただくことが多いです。
◎ 子どもの成長のペースを尊重する
“早く変えよう”とするのではなく、その子が持っている力が自然に発揮されるように、
からだと神経の「土台」を整えていきます。
できる・できないを評価する場ではなく、その子の今の状態をまるごと受け止める場でありたいと考えています。
対象年齢・こんな様子が気になるとき
◎ 対象年齢
- 赤ちゃん(生後まもなく〜)
- 幼児〜小学生くらいまで
- ※ 中高生についても、ご相談いただけます。
◎ このような様子が気になるときに
- 反り返りが強い、抱っこで身体が固く感じる
- 向きぐせ、抱きにくさがある
- なかなか寝つかない、眠りが浅い
- 姿勢のクセ(猫背・反り腰・首のかたさ)が気になる
- 頭をぶつけたあとから様子が変わった気がする
- 学校や園のストレスがからだに出ていそう
- 敏感さや緊張しやすさが気になる
- 理由はうまく言えないけれど、気になっていることがある
病院での検査や治療と競合するものではなく、医療のサポートとは別の角度から、
「からだ」と「神経」の土台を整えていくケアです。
セッションの流れ
-
1. 親御さんからのお話をうかがいます
妊娠・出産のこと、これまでの様子、今気になっていることなどを、話せる範囲で伺います。 -
2. お子さんの様子を一緒に確認します
抱っこしたときの感覚、姿勢、動き方などを、無理のない形で見ていきます。 -
3. ベッドまたは親御さんの抱っこで施術
その子が落ち着ける姿勢で、頭・首・背中・仙骨などにやさしく触れ、からだのリズムを整えていきます。 -
4. 簡単なセルフケアのご紹介(必要に応じて)
おうちでできる簡単な抱っこの工夫や、からだの触れ方のポイントなどをお伝えすることもあります。 -
5. 今後のペースのご相談
続けてみると良さそうな場合は、お子さんの様子に合わせて、無理のないペースをご提案します。
セッション時間・料金について(仮)
小児CST 単独セッション
・1回 約40〜50分(お話+施術を含む)
・料金 〇〇円(仮)
お子さんの年齢や様子により、施術時間は前後します。
料金については、他メニューとのバランスを見ながら整えていきます。
ご家族全体で整えたい方へ ― ファミリーサークルセッション
赤ちゃんやお子さんのケアに加えて、親御さんご自身の心身の緊張や、
家族全体の「安心の場」を整えたい方には、ファミリーサークルセッションもご用意しています。
こちらは、UPA-LAでのCSTに加えて、夫が行うオステオパシー・バイオダイナミクス(Healing Dragon)と組み合わせた、
家族単位の特別なセッションです。
詳細は、ファミリーサークルセッションのページをご覧ください。
最後に ― 親御さんへ
「このくらいのことを気にしてもいいのかな?」というご相談も、大歓迎です。
赤ちゃんや子どもは、言葉でうまく説明できない分、からだや泣き方、眠り方、表情の変化で教えてくれていることがあります。
小児CSTは、そのサインに耳を傾けながら、その子が持って生まれた力が自然に発揮されるように、
そっと土台を整えていくケアです。
気になることがあれば、まずは一度、お話だけでもお聞かせください。
